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5省庁の平成13年度予算要求概要

1.新規(拡充)の事業

警察庁

  • ◎生活者に優しい交通環境の構築のためのモデル事業(特別枠)
    (平成13年度要望額1,020百万円)

     歩行者の携帯端末により信号の状態を知らせたり、歩行者用信号の青時間を延長するほか、バリアフリーの経路案内などを行うシステムの実用化を図るため、モデル事業として展開を行い、地方自治体と連携したシステム作りを行う。

  • ◎交通安全に関する技術協力(平成13年度要求額 9百万円)
     米国運輸局との間で、緊密な協力を推進していくため、合同会議の開催や職員の派遣を行う。

通商産業省

  • ◎ITSの社会的有効性向上に係るシステムの実証(特別枠)
    (平成13年度 要求額 7,500百万円の内数)

     交通情報や駐車場情報等の情報提供システムなど、渋滞緩和効果が期待できる各種システムを組み合わせ、総合的かつ効果的な新しいシステムを構築することを目的として実フィールドでの実証研究を行う。

  • ◎エネルギー使用合理化事業者支援補助金(先導的エネルギー使用合理化施設導入モデル事業費補助金を拡充・改称)(平成13年度要求額10,095百万円の内数)
     民間事業者等が実施する事業であって、先進性がありかつ他の事業者への波及効果が高い省エネルギー型のITS事業について、必要な経費の1/3を補助。

  • ◎地域省エネルギー普及促進対策事業(拡充)(平成13年度要求額3,761百万円の内数)
     地方公共団体が実施する事業であって、地域において省エネルギーの普及促進に資するITS事業を実施する場合に、必要な経費の1/2を補助。

運輸省

  • ◎IT革命に対応した次世代知能自動車(NGIV)の研究開発(特別枠)
    (平成13年度要求額333百万円)

     車車間通信を活用した信頼性の高い走行支援システムの研究開発を行い、IT革命に対応した次世代知能自動車(New Generation Intelligent Vehicle:NGIV)の21世紀初頭の実用化を図る。
    社会的有効性向上に係るシステムの実証(特別枠)
    (13FY 要求額 7,500百万円の内数)
  • ◎先進安全自動車技術評価事業(平成13年度要求額 120百万円)
     先進安全技術の技術指針を策定するとともに、先進安全自動車に対応した審査・検査に係る技術基準及び審査検査方法の確立を図る。

  • ◎バス利用促進等総合対策事業(平成13年度要求額 1,934百万円の内数、平成12年度事業費200百万円)
     ITSを活用したバスの利用促進等に資する先駆的システムに対して補助を行う。
    (注)タクシー事業に係るGPS-AVMシステムの整備促進を含め、補助の対象範囲を拡大。

  • ◎ITを利用した道路運送の高度化事業(特別枠)(平成13年度要求額 242百万円)
     道路運送事業におけるITの活用により、運行の円滑化や輸送の効率化、利用者への情報提供の充実、運行管理の高度化等を実施するため、これらの目的の達成に資するシステムの実証評価実験を行う。

  • ◎交通分野の戦略的な情報化の推進(特別枠)
    (平成13年度要求額 1,000百万円の内数)

     複数事業者統合型運行管理・情報提供システム等の実証実験を行う。

郵政省

  • ◎ITSの地域展開の推進(平成13年度要求額 200百万円)
     ITSの早期実現に向け、地方公共団体等、協力を得て、地域でのITSの展開を図るため、地域ITS情報通信システムの調査開発を行う。

  • ◎ITS情報通信技術の国際展開に関する調査研究(平成13年度要求額 20百万円)
     ITSのグローバル化に対応するため、情報通信技術の進展・標準化動向及び諸外国のニーズを踏まえつつ、ITS情報通信技術の国際展開について調査研究を行う。

建設省

  • ◎ETC利用拡大のための前納システムの整備(平成13年度要求額 646億円の内数)
     ハイウェイカードや回数券の利用者等のETC利用を促進するため前納システムを導入。

  • ◎ETC技術を利活用した新道路社会システムの開発(特別枠)
    (平成13年度要求額 8.6億円)

     ETC技術を活用した多様なITSサービスについて、民間企業、地方公共団体等の協力のもと、モデル地域において実証実験を行う。


1.新規(拡充)の事業  2.既存の事業 1)ITSの研究開発 2)ITSの実用化とインフラ整備


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