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第5回 2002年ワールドカップサッカー対応部会 第5回 地域交流促進検討部会

議 事 録

日 時 平成13年10月16日(火) 10:00~11:30
場 所 新潟ソフトウェアセンター 研修室
参加者 2002年ワールドカップサッカー対応部会 13名
地域交流促進検討部会 9名 / 事務局 3名   合計 25名
内 容
1.

2.
(1)
開会の挨拶(WCS対応部会 杉山 座長)

議題
ITS推進委員会の運営方針について
資料1に沿って説明。Wカップ大会については「Wカップ推進局」が中心となり、様々な情報提供等を行う予定。本委員会はポータルサイト等についても補完的に協力をする形となる。また、「新潟ITS」を実現するため、今後は地域に根ざした「地域ITS」への対応を行っていきたい。
(2) ワールドカップ プレ大会 実証実験の評価について
資料1および2に沿って説明。
(3) 地域ITSポータルサイトのバージョンアップについて
資料3により、実証実験の際のコンテンツを説明。今後はポータルサイトの機能拡充を図るとともに、コンテンツの充実を図っていく。コンテンツについて意見があればメーリングリストでいただきたい。 

「主な意見の要旨」
Wカップで来場する人が求める情報は色々あると思うが、アクセス数を参考にターゲットを絞る等、コンテンツの整理が必要ではないか。プレ大会ではメニューが多すぎて焦点がぼけた感がある。
本大会では何をWカップ推進局でやり、何をITS推進委員会が担当するのか、Wカップ推進局との棲み分けを整理する必要があるのではないか。
プレ大会実証実験では(新潟市だけに)エリアを範囲限定していたが、県の協議会の立場として実施するのであれば、本大会では地域の範囲について、エリアを広げる等検討をする必要があるのではないか。
交通手段や会場までの経路等を検索する場合、在宅端末と携帯端末からの利用が考えられるが、本大会では移動中の情報収集の観点から、携帯端末とのアクセスについて考慮されているのか。
今回の試行実験限りでDVDをやめるのはもったいないと思われる。市販の再生装置で見られるよう、工夫や検討ができないものか。
コンテンツは幅を広げ過ぎず、ITSを念頭においた切り口で整理する必要がある。

「事務局回答の要旨」
時間的・経費的制約から、大幅な見直しは無理であり、基本的には、今の内容を充実させる方向で検討したいと考えている。年末までまだ準備時間はあるので意見を参考にし、コンテンツの整理や情報内容を工夫した中で実施していきたい。
アクセス数については、ホームページとマップ分は分かるが、それ以外の個別情報把握はできていない。
大会の交通政策については、Wカップ推進局が責任主体として実施することになるが、来県者に対する情報提供方策については、同局との連携、調整のうえ進めていきたい。
今回は「新潟ITS」実現に向け、一大イベントであるWカップ大会の時期的利活用を図ることを目的としたITS実証実験であったため、舞台が新潟市に限定された。今後、県協議会の部会活動としては、構築されるノウハウ等を新潟市以外の「地域ITS」で活かしていきたいと考えている。
携帯端末からは、技術的、経済的、必要性から判断し、導入可能かどうか検討していきたい。
今回の「ITS試行実験」の手法を参考に、新潟市が本大会期間中に新潟駅周辺で「情報提供の試行」を実施する方向で検討中であることから、当協議会も新潟市と協力、連携していきたいと考えている。DVDについては、その中で情報提供手法の一つに考えていただければと考えている。なお、経路案内について、インターネット上で動画的要素を取り入れた中で、分かり易く工夫して行くことも、DVDに変わる改善要素の一つと考えている。
指摘のとおり、コンテンツは「ITS」を切り口に整理していきたい。
ポータルサイトの構築後は、提供情報を早めに広く内外に周知を図る等、周知手法
も含め、ポータルサイトの有効活用策について検討していきたい。

3. 事務連絡


来年も実証実験の段階である。いろんな情報を吸い上げて今後につなげていきたい。
コンテンツについてご意見があればメーリングリストで出して欲しい。
要望のあった実証実験時のアクセス数は、別途事務局から情報提供する。


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